目的と業務
医学英語教育部門は、医学教育・国際交流推進センター内の組織として、以下の活動をしています。
- 医学科の医学英語に関する教育の企画、立案、実施に関すること
- 医学英語セミナーの企画、立案、実施に関すること
近年実施している主な業務は次の通りです。
医学科2年次授業科目「医学英語演習」
医学科2年次授業科目「医学英語演習」では、以下を目標としています。
- 国際社会で活躍できる医師・医学研究者となるために、豊かな国際性を涵養する。
- 国際社会で活躍している医師・医学研究者との交流を深めるために、医学の領域で広く使用される科学的表現を英語で理解し、自ら発信できる能力を身につける。
このバイリンガル授業は毎年4月から7月にかけて開講され、多様な背景を有する複数の教員が、学生の医療英語に関する主要な能力を高める教育を行っています。
“Patient case presentation in English”
この度、一般的な病気についての重要性を鑑み、“Patient case presentations in English” と題する症例提示を開始しました。この症例提示では、一般的な徴候・症状を有する複数の患者を提示し、病歴聴取、身体診察、採血・画像検査を行う際のキーポイントをわかりやすく指導しています。目標は、メディカルターミノロジー、及び、一般的な病気へのアプローチ、診断・治療方法を指導することにあります。月1回行われ、複数の医学生、研修医、留学生らが参加して、インタラクティブな症例提示を楽しく学んでいます。
医学英語セミナー
当センターでは、年間4回の医学英語セミナーを開催しています。他大学や医学英語専門講師などを招いて「英語論文の読み方」や「留学に必要な英語」などを指導しています。その内容には、医療系以外の学生にも有用で学習機会の拡大につながる内容も含まれています。さまざまな部局から多くの参加者がこのセミナーに参加しています。この医学英語セミナーに参加することで、医学研究院の教員はFD参加ポイントも得られます。
メンバー
部門長(副センター長)
田中 伸哉(副研究院長)
教員(准教授)
Houman Goudarzi (研究者総覧)